「音声学」の記事一覧

名前動後(めいぜんどうご)

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音声学

○ 高校時代に英語の先生から名前動後という言葉を教えてもらった。アクセントの位置であるが、名詞の時は前にあり、動詞の時は後につくことが多い。とくに頻繁に使われる2音節の単語にその傾向があるということだ。 同一の語が、品詞・・・

派生語になると母音の発音が短くなる

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音声学

○ 単語は短い語の場合は母音は比較的長く発音される。しかし、その後に接頭辞や接尾辞がついて長めの語になると母音が変化して短くなる。つまり二重母音や長母音が短母音へと変化する利が多い。下の例では、太字はアクセントのある音節・・・

Shunji さんからのコメントについて考える

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音声学

読者からのコメント Shunjiさんからコメントをいただいた。それは、日本語の母音と英語の母音の関係という記事の中でいくつかいただいた。 今日の記事は、Shunjiさんのコメントについて言及しながら子音と母音の関係を考え・・・

R音性母音

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音声学

○ 二重母音や三重母音については以前の記事に論じてある。 この記事の最後の部分にr-coloringについて触れたが、今回は、それを補うために、あらためて、r-coloring と R性母音について考察してみたい。 R性・・・

子音の無声化

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音声学

記事に対する指摘 2016-08-31に、以下の記事を投稿した。 有声破裂音も同様に、語頭や語末にあるときは、部分的に無声となる。つまり、語頭にあるときは、声帯は前半は震えずに無声であるが、後半は声帯が震え始めて有声とな・・・

日本語の母音と英語の母音の関係

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音声学

○ 英語の発音を学習する場合は、特に母音は日本語の母音との関係をよく覚えていた方がよい。舌の位置がどこにあるか示すものであり、日本語の母音のアイウエオよりも高めか低めかなどを意識するといいようだ。 この図で分かるように、・・・

/w/ の音の出し方

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音声学

○ 英語では、/r/,/j/,/w/が半母音である。いずれも、性質は母音であるが、持続することなく、すぐに次の母音の口の構えに移るのが特徴である。ここでは、/w/について考えてみたい。 /w/の音の出し方 /w/は半母音・・・

/h/の音

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音声学

/h/には独自の口の構えはない。 /h/ の音の発声は比較的簡単である。音声学の上では、無声声門摩擦音と呼ばれている音である。寒いときに手に息を「ハー」と吹きかけるときの音である。声帯を無声音の状態よりやや狭くして喉奥か・・・

音声学と音韻論

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音声学

音声学と音韻論 音声学(phonetics)は言語音の物理的側面に焦点をあてるのに対し、音韻論(phonology)では言語音の機能面に着目して抽象化をおこなう。つまり、音声学では、意味を排除していくが、音韻論は音声の持・・・

aを付けるかan を付けるか。

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音声学
hourglass

名詞に不定冠詞を付けるときは、aをつけるかan を付けるかであるが、迷うこともある。 不定冠詞の歴史 an は元々はone であった。それがan となった。その後、子音が次に続くときは、n が落ちて、a という音になった・・・

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