私は情報構造に関心があって、このブログでもしばしば論じている。結局は、旧情報から新情報と語順は配列される。情報量が大きいものが後ろに配列される可能性が高いということだ。英語は語順がかなり決まっているので、その範囲の中で、・・・
「情報構造」タグの記事一覧
英語の文末焦点と文末重点(再)
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英語の文末焦点と文末重点(この記事は、2015年10月16日の同じタイトルの記事に若干加筆したものである) 英語には文末焦点の原理(principle of end-focus)という原理がありま・・・
Huddleston を入手する。
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文法書として何がいいのだろうか。 The Cambridge Grammar of the English Language (Rodney Huddleston & Geoffrey K. Pullum, C・・・
句動詞の目的語の位置
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2016-05-27 句動詞の目的語は二つの位置が可能である。不変化詞の後ろ(post-particle placement)か動詞と不変化詞の間(mid-position placement)のいずれかである。 (1)・・・
何かを報告する節が前に来ると、主語と動詞は倒置となる。
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2016-05-27 Longman Grammar of Spoken and Written English (p.921)には、Inversion in reporting clauses という項目がある。何かを・・・
情報構造のいくつかの例
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2016-01-18 So do I. と So I do. 情報構造では、文末に焦点が当たる(=一番情報としての価値が高い)のです。He likes baseball. という発話を受けて、So do I. と答えたと・・・
情報量の多い語句が後ろに来る。
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2016-01-13 学生と次のような英文を読んでいた。内容は「外国人と日本のどこでも遭遇することが増えた」という記事である。 Encounters with non-Japanese people can now oc・・・