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139 という数字を読むときは、one hundred and thirty-nine と読むか、a hundred and thirty-nine と読むのか迷ってしまう。
一般には、a hundred と読むのが通例である。ただ、銀行などで、特に正確に読む必要があるときは one hundred と読む。
thousand に関しては、参考書や辞書で意見が分かれている。古い『新自修英文典』(1967年刊、研究社、p.185)では、「one thousand が通例で、a thousand は希である」と述べてある。『レクシス英和辞典』では、両方とも可能として、one thousand が堅い表現としている。『ジーニアス英和辞典』では、「正確さを求めるときは、one thousand が普通」とあって、両方が可能なようである。
google 検索で ” one thousand” は、2,4oo万件ヒットする。それに対して、”a thousand”はその5倍である一億件ほどヒットする。このことから、略式の a thousand が現代では、より多く使われるようだ。『新自修英文典』のその部分の記述は訂正されるべきだろう。
million は a million, one million の両方が使われるが、やはり正確さが求められる時は one が使われる。
なお、hundred, thousand, million とも数値で使われるときは、複数形も単数形も同じである。つまり、three thousand and five のように使われて、*three thousands and five のように-s が付いたhundreds のように使われることはない。
ただし、「何百の~」、「何千の~」、「何百万の~」の意味で使われるときは、hundreds of books, thousands of soldiers, millions of insects のように使われて複数形となる。