「音声学」の記事一覧(6 / 7ページ目)

子音が続いて長くなると母音が短くなる。

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音声学

2016-05-13 ある単語の母音の部分が二重母音とか長母音であっても、そこに子音がつき長い語になると短母音に変化することが多い。逆に短母音が長く発音される例はほとんどない。(発音記号をこのブログでは記すことができない・・・

音節

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音声学

2016-05-13 母音や子音には、聞こえ度・聞こえ(sonority)というものがある。聞こえ度とは、どれくらい遠くまで聞こえるかという度合いのことである。母音のほうが子音よりも聞こえ度が高く、母音の中でも低母音のほ・・・

破裂音の無声音/p/,/k/,/t/について

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音声学

2016-04-09 子音には調音の位置が同じだが、声門が閉じていて呼気が通過するときに声帯が振動して声が出るものを有声音といって、一方、声門が開いたままで声帯が震えないものを無声音といっている。(のどに手を当てると、有・・・

鼻音の発音

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音声学

2016-04-08 鼻音と呼ばれる子音がある。それは、/m/,//n/,/ŋ/である。唇や舌によって口の中をふさぎ、鼻から息を出して発音する点に特徴がある。鼻という点に着目して、英語では nasals と呼ばれる。 /・・・

破裂音、摩擦音、破擦音

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音声学

○ 母音と子音の違いは息がそのまま出ていくか、妨げられて出ていくかの違いである。子音は妨げられるのだが、その妨げられ方によって、破裂音、摩擦音、破擦音と分けられる。 破裂音 破裂音(plosive)は、息の通り道を完全に・・・

二重母音と三重母音

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音声学

○ 英語には二重母音(diphthong)と三重母音(triphthong)がある。母音が2つ、あるいは3つ並んでいる3音だと考えるのは正確ではない。 二重母音 二重母音は/ aɪ/や/ɪə/などである。二重母音というの・・・

/I/ と /iː/ の違いは何か。

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音声学

2016-03-11 アメリカ英語の場合であるが、母音の発声される時の舌の位置の高さから、次のような順序で並んでいると考えられる。舌が高いから低い位置へと母音を並べる。 /iː/→/i/→/I/→/e/  /iː/は e・・・

母音分類の3つの基準

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音声学

2016-03-09 母音を分類する時にはいくつかの基準がある。だいたい3つの基準であると言っていいだろう。 (1)舌の位置が前よりか、後ろよりか(前舌母音、中舌母音、後舌母音)。 (2)舌の位置が高いか低いか(高母音、・・・

tennis は「テネス」と聞こえる。

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音声学

2016-03-08 アメリカのスポーツ選手がテレビのコマーシャルに登場して tennis と発音する時に、「テネス」と聞こえた。このあたりのことを知りたくて、辞書でtennis の発音を探って見ることにする。 まず、ス・・・

有声音と無声音

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諸言語 音声学

2016-03-07 有声音と無声音はどのように異なるか。物理的には声門がほとんど閉じた状態で、呼気が声門を通過する時に声門が振動して、声が出てくるものを有声音(voiced sound)と称して、声門が開いた状態で呼気・・・

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