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mustとhave to の相違

mustとhave toはしばしば同じように「~をしなければならない」と訳されるが、実は、違いがある。mustは自分の主観的な判断であり、have toは第三者による判断(しばしば客観的な事実)を示している。

I must stop smoking. 「たばこをやめます」これは、自分の主観的な決断を示す。
I have to stop smoking. 「たばこをやめざるを得なくなった」これは、外的な状況によって、やめざるをえなくなったことを示す、例えば、医者からの強いアドバイスによって禁煙する場合である。

You must finish this work by 9 o’clock.
You have to finish this work by 9 o’clock.
上の文は、話者の主観であるから、「君はこの仕事を9時までに仕上げなければならない」と訳すのが適切になる。一方、下の文では、外的な要因によって「~せざるを得ない」のであるから、「この仕事を9時までに仕上げなければならないようだね」という意味になる。

*You must finish this work by 9 o’clock: I think it is ridiculous.
You have to finish this work by 9 o’clock: I think it is ridiculous.
そのために次のように上の文はおかしいことになる。上の文は話者が主観的に定めたことを話者自分がおかしいと言っていて矛盾する。しかし、下の文は話者以外のだれかが決めたことなので、話者は「おかしい」と判断を下すことが出来る。

have to だけを用いる場合

両者には相違があって、使い分けをするのだが、以下の場合はもっぱら have to を用いる。

過去における義務を示す場合

I had to stay home yesterday. 「昨日は私は家にいなければならなかった」 * I must stay home yesterday.

他の助動詞と併用する場合

We will have to come back again. 「また戻ってくる必要がある」この場合は、will と must を併用した形は不自然となる。*We will must come back again.

 

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