赤ん坊の性別
赤ん坊(baby)や幼児(child)では、性別が不明な時がある。あるいは特に性別が問題にならないときは、it で受ける。
A baby cries when it is hungry. 「赤ん坊は腹がへると泣く」
What a beautiful baby! Is it a girl? 「可愛い赤ちゃんですね!女の子ですか?」
You are mistaken there; it is its father it resembles. 「そこは間違いです。赤ちゃんが似ているのは父親のほうですわ」
しかし、親が我が子をさしてitと言ったり、親御さんの前で、その子を it と言うことはない。
動物の性別
動物もItで受ける。
The cat caught a hen and killed it.
しかし、ペットや家畜などに愛着がわくと性別を付ける。
Go and find Fudo and put him out. 「ファイドーを探して、外へだしてやってくれ」
ただし、性別が分かっていても愛着のない動物にはit を用いることがある。
Maybe it’s a fierce dog. 「たぶん、そいつはどう猛な犬だ」
(安藤貞雄『現代英文法講義』開拓社pp.393-4)