「音声学」の記事一覧(4 / 7ページ目)

英語の母音の大雑把な分類

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音声学

母音は色々と分類されうる。 強母音は強勢のある音節に現れる。弱母音は弱い音節に現れる。 強母音は抑止母音と開放母音とに分けられる。 (なお、母音で終わる語は開音節と呼び、 子音で終わる語は 閉音節と呼ぶ。) 抑止母音は後・・・

半母音

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音声学

○ 英語の半母音は/r/,/j/,/w/ の三種ある。母音は息の続く限り発することができるが、半母音は次に母音が続くときは、次の母音の構えにすぐに移行する。そのために、移行音(Glide)とも呼ばれている。 /r/につい・・・

超分節的特徴(suprasegmental features)

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音声学

超分節的特徴(suprasegmental features)とは、個々の音素にかぶさるように付加されている、強勢(ストレス)、インドネーション、リズムを指す。 (1)linking  意味的にまとまった語を続けて発音す・・・

英語の/n/と/ŋ/の音

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音声学

/n/の音 英語の/n/の音は、舌先と歯茎で閉鎖が作られる。ところが日本語の「ナ行」の音は歯音である。つまり日本語の場合は舌先がより下の位置にある。語頭の/n/は、舌先を歯茎にしっかりとつけて舌全体に力を込めて「ンヌ」と・・・

com- に続くスペルは何か。

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音声学

接頭辞の com- は「共に、一緒に」という意味である。そのあとにどのような語が続くかによって、com- の形が若干変わっていく。m, p, b の前では、com- であるが、l の前では、col となり、母音や,h, ・・・

日本語の母音 /i/ の口蓋化

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音声学

2016-09-04 日本語の母音/i/は先行する子音を口蓋化する働きがある。口蓋化とは、舌の前の部分が硬口蓋の方向に持ち上げられて先行する子音が[i]のような響きを行う現象を指す。 英語の/I/は日本語の「イ」と「エ」・・・

複合語アクセントと句アクセント(2)

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音声学

複合語と句 green house とは「緑の家」という意味である。また、greenhouse は「温室」という意味である。目で活字を見ると、単語が分かれているか、一緒になっているかで意味の違いが判る。しかし、音で聞いた・・・

摩擦音(1)

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音声学

2016-09-03 摩擦音 fricative は息の通りを狭くして、その狭いところから息を押し出して発音する音である(その狭さがより狭まると破裂音になる)。摩擦音が破裂音と異なる点は、摩擦音は息の続く限り伸ばして発音・・・

側音について

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音声学

側音 側音と呼ばれるのは、/l/である。有声歯茎側音である。舌の先端が歯茎の中央に接触して閉鎖を形成するが、舌の両脇から息が流れていく。側面か息が流れていくので、側音(側面音)と呼ばれている。意識して、舌を歯茎につけて、・・・

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