母音は色々と分類されうる。

強母音は強勢のある音節に現れる。弱母音は弱い音節に現れる。

強母音は抑止母音と開放母音とに分けられる。

(なお、母音で終わる語は開音節と呼び、 子音で終わる語は 閉音節と呼ぶ。)

抑止母音は後に子音が来て音節が閉じられている母音(閉音節)である。例:bit, beg, top, bud, book

開放母音は音節が閉じられている時(閉音節)と閉じてない時(開音節)に来る母音である。両方に現れるので、自由母音と呼ばれることもある。例:beat, vague, cart, hope, third, Luke

(注意、bit は抑止母音である。beat では/i:/の音は次に子音が来るのだが、bee のような開音節でも現れるので、開放母音と呼ぶ。/i/が開音節となる場合はない、例えばbi /bi/のような音はないことに注意すること)

抑止母音は短母音である。開放母音は、長母音二重母音三重母音である。

母音には発音する時に舌や唇などの調音器官が緊張しているものを緊張母音と呼び、緊張していないものを弛緩母音と呼ぶ。

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