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進行形は現在行われつつある動作を表す。
(1) What are you doing?  I am writing a letter to my wife. (現在、この瞬間、行っていることを示す)
(2) I am writing a novel. (この瞬間という意味の他に、目下、現今というやや広い意味を示している)
(3) He writes well. (現在形は、「彼は文章がうまい」のように習慣的な動作を示す)

現在の動作や状態を示すのは進行形を用いるが、もともと状態を示す動詞は(進行形のない動詞)は現在形を用いて現在の状態を表す。
(4) I am a Japanese.
(5) He keeps a French restaurant.
(6) I know Mr. Jones very well.

日本語の「~している」は英語の進行形「~ing」に該当するのであるが、英訳するときに「~している」に引っ張られて、何でも進行形にすればいいのではない。上記のように動詞自体がすでに状態を示している場合があるので気をつける必要がある。例えば、「その川はその村を流れている」を英語にするときは、進行形を使わないで(7)のようにする。
(7) The river flows through the village.

これは、flowは水が流れるので、動きを示す動詞と考えて進行形にできると考えがちであるが、川の水は一回流れておしまいではなくて、絶え間なく流れるので状態を示す動詞と考えられる。そのために動きを表す動詞だと考えられる。

ただし、flowは以下のように進行形になる場合もある。
(8) The river is flowing through the village.
これは洪水などのために一時的に今、村のなかを流れているという意味となる。

この様に状態を示す動詞であっても、一時的な状態を示すときは進行形となる。
(9) She is being difficult (on purpose). (彼女は一時的にわざとすねている)
(10) Nancy is being kind for the moment. (今だけ親切にしている)
(11) Are you forgetting your manners, Tom? (今はお行儀が悪いね)
(12) There is something wrong with my eyes. I’m seeing double. (今だけのようだが、ものが二重に見える)


日本語と英語の動詞の大きな違いは,日本語には状態を示す動詞が少ないが、その代わりに、「〜している」という言葉をつけることによって、動詞は状態を表すことができるようになる。一方、英語の動詞はもともと「動作」を示す動詞(Action Verb)と「状態」を示す動詞(State Verb)がある。

日本語の状態動詞…ある、いる、できる
英語の状態動詞…be, have, know, resemble, contain, belong, differ などたくさんある。

HardebeckMedia / Pixabay
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