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2015-10-26

オーストラリア独自の語彙が数多く見られる。big smoke (街)、cheap as chips(とても安い)、cop shop (警察署)、idiot box (テレビ)、on the nose (とても臭い)、poo tickets (トイレットペーパー)、thunder box (トイレ)、piece of piss (簡単にできること)、barbie(バーベキュー)、cheers (乾杯、さようなら)、flying doctor(飛行機で訪問する医者)、などがある(海の家2006)。

オーストラリア英語には、イギリスの労働者階級の人が用いた隠語、とりわけ、犯罪や飲酒に関わる語彙が流入したと言われている(龍城 1992: 92)。さらに鉱業や牧畜業に関連するものにも独自の語彙がある。これらの例として、barney(けんか)、corss(不正な)、bender(酒の入った席での馬鹿騒ぎ)、school(ばくち仲間)、shivoo(けんか)、station(大牧場)、jackroo(牧場の新参見ならい者)がある。またcockyには農夫という意味があり、cow-cocky, sheep-cockyなどとして使われる。

語彙は、イギリス英語の影響を受けている。例を以下に挙げるが、かっこ内は対応するアメリカ英語である。勘定bill (check)、1階ground floor (first floor)、2階first floor (second floor)、エレベーターlift (elevator)、片道切符single ticket (one-way ticket)、往復切符return ticket (round-trip ticket)、 映画cinema (movie)、予約booking (reservation)、電話するring someone (call someone)、フライドポテトchips (French fries)、アパートflat (apartment)である。

スペルはイギリス式である。それゆえに、センターcentre (centre), 劇場theatre (theater)という風に使われる。語尾辞として~iseが使われる。authorise, organise, recognise という風に使われるが、アメリカ英語では~izeを用いている。しかし、アメリカ式の英語スペリングが使われている例もある。例えば、「労働」はイギリス式はlabourであるが、アメリカ式のlaborが使われている。オーストラリアの主たる政党である労働党はAustralian Labor Partyとなっている。

語彙やスペルに関しては、同じイギリス英語の伝統を受け継いでいるシンガポールやマレーシアの英語、インドの英語と多くの共有点がある。

出典:
海の家「オーストラリア・オージー英語」 http://bhn.jpn.org/others/ausiee.html

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