スポンサーリンク

2015-10-28

オーストラリア英語は、イギリス英語の影響を受けているが、イギリス英語と比べて、文法的に次のような特徴がある(山崎2006)。

○主語が一人称の場合、助動詞のshall, shouldよりもwill, wouldを使用する頻度がイギリス英語に比べると高い。I shall go/ I should like to do thatよりも I will go/ I would like to do thatを好む。

○イギリス英語の話者は助動詞oughtを含む文に添えられる付加疑問でdoを用いる事が多いが(He ought to go, didn’t he?)、オーストラリア英語ではこうした場合doは用いられず、shouldか oughtが用いられる(shouldn’t he?, oughtn’t he?)。

○動詞dareを疑問文および否定文で一般動詞として扱う傾向があるが、toなし不定詞を伴う、いわば助動詞と一般動詞の中間的な形(We didn’t dare tell jokes)が数多く見られる点でイギリス英語とは異なる。

○イギリス英語では所有を表す場合haveが結構用いられるが(I have a new boat)。オーストラリア英語ではhave gotのほうが好まれる(I’ve got a new boat)。

○イギリス英語では集合名詞の複数扱いがごく普通に見られるが(The government have made a mistake / The team are playing well)。しかしオーストラリア英語では単数扱いのほうが普通である。

○オーストラリア口語においては女性人称代名詞sheが無生名詞を指し示したり、非人称構文で用いられたりする。
She’ll be right.(うまくいくだろう)
She’s a stinker today.(今日はやけに暑いな)


 

慣用句
挨拶はGood day, mate. であって、「グッダイ、マイト」と発音する。映画『クロコダイル・ダンディ』のおかげで、このオージー・アクセントがすっかり有名になった。Would you like a cuppa?は「お茶はいかがですか」という時に使われる。この場合は、Cuppaはa cup of coffeeの意味である。

No worries(気にしなくていいよ)はNo problemと同じような意味合いで、オーストラリアではNo problemと同じような頻度で使用される。

スポンサーリンク