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2015-09-18

英文では、強調される語はできるだけ後ろに来る。それが英文の情報構造だと言われている。

今日、学生の英作文を見ていた。日本語は「酔い止めの薬を水と一緒に飲んで下さい」という文だが、二つの訳文が出てきた。

(A) Please take this medicine for travel sickness with water.

(B) Please take this medicine with water for travel sickness.

どちらでもいいのだろうが、これらの文はニュアンス的にどうなのか、ネイティブに尋ねると、次のような返事が返ってきた。

Both are OK, but

”Please take this medicine for travel sickness with water.” emphasizes the idea of “take with water”

and

“Please take this medicine with water for travel sickness.” emphasizes the idea of “take for travel sickness”.

後ろに来る語句を強調しているとある。ネイティブの直感は英文の情報構造に合致している。問題は日本語の「酔い止めの薬を水と一緒に飲んで下さい」という文がどちらを強調しているかである。日本語ネイティブの私としては、「飲む」という動詞の前の語句が強調されているように思うがどうだろうか。

(C) 酔い止めの薬を水と一緒に飲んで下さい → 「水と一緒に」を強調している。

(D) 水と一緒に酔い止めの薬を飲んで下さい → 「酔い止めの薬」を強調している。

以上のように私は感じるので、そうなると、英作の答えは、(A)がより適切である。なお、採点は(A)(B)両方とも正解にした。

photo credit: Good Morning via photopin (license)
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