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2015-07-19

英作文はやみくもに書けばいいのではなくて、ある一定の流れに沿って、つまり、5つの段階に沿って書いていけばいいでしょう。

  • 第1段階:主語を決めることです。I, We, They などがあります。問題は日本語では主語が現れないのに、英語では主語を決めなければならないことです。「昨日は雨がたくさん降った」は、主語はどう決めたらいいでしょうか。
  • 約束事が決まっています。We had a lot of rain yesterday.  A lot of rain fell yesterday.  It rained a lot yesterday. など主語がいろいろ考えられます。
  • でも普通はそのような主語の選択に迷う場合は少ないでしょう。大抵は常識的に主語が決まります。

とにかく、主語を仮にでもいいから決めましょう。後ほど動詞と接続が悪いことが気づけば選び直せばいいのです。主語が決まらない限りは次のステップには行けません。

  • 第2段階:動詞を決めましょう。動詞が決めるということは同時に目的語や補語が決まることです。ネイティブスピーカーならば一瞬のうちに全ての選択ができます。でも我々は、SV, SVC, SVO などのどれに該当するか考えなければなりません。
  • 日本人はSVCの文型を選択しがちですが、できれば意識的にSVOの型を選択しましょう。
  • 辞書を詳しく読みましょう。中型辞書以上ならば、動詞の型が詳しく書いてあります。

この動詞の型については、ホインビーなどの分類が有名です。学問の道を志す人以外はあんまり詳しく深入りする必要はありませんが、要は動詞にはパターンがあるのでそのパターンを覚えることが英作文上達の早道になるのです。

  • 第3段階:目的語や補語を決めましょう。もちろん、これらは動詞が決まった段階で自動的に決まると言ってもいいのですが、意識的に決めましょう。
  • SVO, SVOO, SVOC などの文型が選択されます。そして、厄介なのは目的語や補語に不定詞や動名詞が来たり来なかったりすることです。これらは覚える必要があります。

これらが決まれば文の骨組みは決まったことになります。家で言えば上棟式が終わったことになります。次は内装や外壁の選択です。

  • 第4段階:修飾語(副詞や副詞句)を決めましょう。修飾語の位置も主語や動詞の位置と比べれば自由に選択ができます。もちろん、自然な場所がありますが、その間違いは決定的な間違いにはなりません。

これで大体出来上がりました、あとは最後の点検になります。会話ならばこれで十分ですが、書き言葉では、細心の注意が必要とされます。話し言葉ならば大体の雰囲気が伝わればいいのですが、書き言葉は厳密な態度が必要とされます。口約束と契約書の違いを思い出してください。

  • 第5段階(最終段階):過去形か現在形か統一しましょう。三人称単数形現在などでは s は落ちていませんか。冠詞の使い方は適切ですか。単数形と複数形の間違いはないでしょうか。
  • スペルの間違いをチェックしましょう。辞書で危ういところを確認しましょう。
  • 最後読み直してみて、なんとなく不自然と感じたら、その理由を考えてみましょう。きっとやはり何か問題点があるはずです。そこを修正して完成です。

以上で英作文は完成です。これらのプロセスを一瞬のうちに行うようになっていきます。慣れないうちはこれらの段階があるのだ意識して、段階を一つ一つ登って行くようなつもりで英作文を行いましょう。なお、有名な参考書として佐々木高政『英文構成法』(金子書房)という本をあげておきます。下にその広告を貼り付けておきます。

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