明日は正月である。沢山の年賀状が交わされる。その時に、A Happy New Year! という表現が書いてある。これはよく間違いだと指摘される。
単独で、使われるときは、Happy New Year! となる。しかし、少し長くなる表現では、I wish you a happy new year. とか、Merry Christmas and a happy New Year. あるいは、Have a happy New Year.のように使われる。
簡単な挨拶では、冠詞は省かれると一般化していいだろう。朝の挨拶言葉は、Good morning! であるが、文になると、I wish you a good morning. とか Have a good morning. となる。
クリスマスの時には、人々はMerry Christmas! と言い合う。(しかし、最近はキリスト教徒以外への配慮から、Happy Holidays! が使われるようになってきている)。よく聞かれるキャロルには、 We Wish You a Merry Christmas がある。その歌詞は以下の通りである。冠詞が付いて、a Merry Christmas となっている。
We wish you a Merry Christmas;
We wish you a Merry Christmas;
We wish you a Merry Christmas and a Happy New Year.
Good tidings we bring to you and your kin;
Good tidings for Christmas and a Happy New Year.
このように文中では、冠詞が付いて使われている。しかし、まあ、結論的に言えば、付ける付けないは、大きな間違いではないので、このあたりは寛容でいいのではと思う。