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2016-01-25

第5文型のSVOC構文では、O=Cであると教えている。しかし、厳密にはこれでは無理な場合がある。(1) I want you to go there. では、you = go go there とするのは難しい。もちろん、O=Cが成り立つ場合もある。それは、(2) She made him unhappy. とか (3) They elected him chairperson of the committee.などである。これからはO=Cが成り立つのは、Cが形容詞か名詞の時だけであり、不定詞や現在分詞の時は成立しないことが多い。

そのために、第5文型SVOC構文は実は二つの文が合体したものと考えるのがよい。つまりそれぞれ元来は次のような形をしていたと考える。

(1) I want [you to go there].   I want [you will go there].
(2) She made [him unhappy].  She made [he was unhappy].
(3) They elected [him chairperson of the committee].  They elected [he was chairperson of the committee].

さて、O=Cとなるときに、使われる動詞は think 型と make型に分けられる。前者はOがCであることが分かる。つまりO=Cの関係に元来あるのである。後者はOをCという状態にしてO=Cになるのである。

前者の型の例文をいくつか挙げておく。
(4) I think Jack a gentleman.
(5) I found this book easy.
(6) We hold the company responsible for the disaster.
(7) We consider him to be a gentleman.
(8) We know him to be honest.
(9) I saw him cheating in the exam.

後者の型の例文をいくつか挙げておく。
(10) His remarks made Mary angry.
(11) He kept the door closed.
(12) Power failure may render phones useless.
(13) Don’t leave your work unfinished.
(14) Failure drove him mad.
(15) We set them free.

参考:佐藤ヒロシ『五文型の底力』(プレイス刊行)(2012: 105-115)

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