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2015-10-21

名詞中心表現

普通、動詞が現れるのは主題から焦点へと情報が高揚していく過程の中間あたりです。聞き手もそのように予想を立てるようになっています。
(a) Mary sang.
(b) My friend cooked.

上の(a)(b)は、SO型という単純な形ですが、何となく不完全に聞こえてしまいます。しかし、動詞の後に、何かを付け加えて文末の情報量を増やすと文が安定します。
(c) Mary sang for hours.
(d) My friend cooked enthusiastically.

あるいは、(e)や(f)のように、助動詞を加えることでも文が落ち着きます。
(e) Mary was singing.
(f) My friend would cook.

動詞の部分を複数の語へと引き伸ばす

その他の方法としては、動詞の部分を複数の語からなる構造へと引き伸ばす方法があります。それは、do, make, give, have, takeなどに名詞がプラスされた構文(=名詞中心表現)です。それぞれ右側の文が安定した印象を与えます。
(g) My friend cooked.→ My friend did the cooking.
(h) She replied. → She made a reply.
(i) They strolled. → They took a stroll.

次の文(j)はやや文末が物足りない印象を与えます。
(j) A hundred people declared.
(k) A hundred people made a declaration.

(k)のような文にした方が落ち着きます。さらには(l)のように、appealing以下の語句を付け加えることで情報量の多い語句が文末にくることになり自然な形となります。
(l) A hundred people made a declaration appealing for the recognition of Okinawan as an independent speech community.

練習問題:次の文の動詞の部分を動詞+名詞の構文に書き換えなさい。

(1) Quickly he jumped.
(2) I am very tired, so I want to rest.
(3) Finally they solved the problem.
(4) Suddenly she cried.

photo credit: 20100626_5143 via photopin (license)
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