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英語の母音/I/とはどのような特徴があるか。

英語の母音/I/は日本語の「イ」より、舌の位置が後ろで下にある。英語の/I/は、日本人には「イ」と「エ」の中間のように聞こえる。

日本語の「イ」は先行する子音を口蓋化するが、英語ではそのようなことはない。舌が硬口蓋の方向に持ち上がり「イ」の音に先行する子音が影響される。bit は、本来は/bIt/の発音なのだが、日本人は/bit/と発音するので、 beat /bi:t/と誤解される。

そのために、学生への指導には、こころもち「エ」に近づけて発音せよと教えるとよい。tennis ならば、「テス」のような感じで発音するといい。

英語の母音の特徴として、無声子音の前よりも、有声子音の前の方が長く発音される。次のペアは前の語の母音が短くて、後ろの語の母音が長く発音される。

例→ kit/kid,  pick/pig, lift/lived, hiss/his, rich/ridge

set/said, peck/peg, etch/edge

cap/cab,  sat/sad,  back/bag,  batch/badge        出典:『英語音声学入門』(大修館書店p.23-5)


『英語音声学入門』(竹林・斎藤著)は現在、自分は授業の教科書として使っている。この本は上級者向けか、重厚な内容であり、1年間で全部を消化するのは難しい。大学の1、2年生向けならば、『初級英語音声学』(竹林、清水、斎藤)がいいだろう。

 

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