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2016-01-07

ボトムアップ方式とトップダウン方式

エッセイの読み方には、トップダウン方式とボトムアップ方式があります。ボトムアップ方式は、小さな単位から大きな単位へと進んでいくもので、単語の意味を調べながら、ゆっくりと読み進んでいく方法です。それに対して、トップダウン方式は、全体の構造をまず捉え、そこから各パラグラフの内部を理解していこうとする方法です。

一般的には、テキストの読み方として、トップダウン方式が有益でしょう。そのためには、①予備的な読みとして、エッセイ全体にざーつと目を通す、②各パラグラフの最初の文に注目する、③主たる考え(main idea)が何かを発見する、④エッセイがどのジャンルに属するか考える、などの読み方がよいでしょう。

トピックセンテンス

パラグラフの中心となる文をトピックセンテンス(topic sentence、主題文)と言います。トピックセンテンスで述べたことをサポートする文が支持文(supporting sentences)と呼ばれていて、通常は、複数の文からなります。

トピックセンテンスがどこにあるかで、パラグラフの構造が異なります。冒頭に出てくるもの、中間に出てくるもの、最後に出てくるもの、と3種類に分けられます。西洋人の書く文は、パラグラフの最初にトピックセンテンスが出てきて、残りはその内容をサポートする文が多いとよく言われます。その場合、主題→理由説明・証拠提示という流れになり、直線的に論理が流れるように感じられます。

どこにメインのパラグラフを置くか

エッセイ全体の構造を見ていくときに、どこに中心となるパラグラフがあるのか見抜く力が必要です。英米人のかいたエッセイならば、最初に置かれ、日本人ならば、後ろに置かれる傾向があるようです。

 英文と言っても、英米人が読み手とは限りません。日本人と似た思考方法を持つアジア人を対象とした英文ならば、アピールする方法は、徐々に納得させていく方法がいいでしょう。冒頭から強い主張で展開する方法を好まない民族もいるでしょう。

photo credit: Silence via photopin (license)
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