2015-11-29

Fox Radio News を聞いているとコロラドで射殺事件が起こったというニュースがあった。そして、Planned Parenthood で事件が起こったとあった。このPlanned Parenthood の意味が分からない。辞書を引いても「家族計画(産児制限)、家族計画に関するカウンセリングをおこなう団体)(ウイズダム英和辞典)とあるだけだ。

その後、サイトで調べてみたら、どうやらabortion clinic のことであることが分かった。つまり「中絶をする病院」なのだ。

中絶手術をする医院をabortion clinic という言い方はしないで Planned Parenthood と呼ぶのは、一種の婉曲語法 euphemism なのであろう。

アメリカでは、abortion clinic がよく襲われる。胎児の生命を奪う行為として強く反対する人がいる。その病院の前に人がピケを張ったり、医者が殺されたり、clinic が襲われたりする。

この犯人はこの病院を襲って3名を殺して、何時間も立てこもり、最後に降参したという。かれはじつは山奥の小屋 cabin に一人ですみ、電気もない生活での孤独な生活 loner を送っていたという。過去には妻への暴力や動物への虐待や覗き peeping Tomを行ったという逮捕歴がある。

さて、ニュースでは彼が死刑になるかどうか議論していた。まず、事前の殺人計画 premediation で、第1級殺人 first degree murder であるのは間違いないようだ。さて、コロラド州では死刑は廃止さてていない。ニュース番組のコメンテイターの二人の意見は一人は死刑はあり得る、一人はならないだろう、との予想であった。

とにかく、この男はなんら宗教的な背景はなさそうだが、また insanity で無罪ということもなさそうだ。premediated act であり、正常な判断ができただろうとニュースでは述べていた。

しかし、アメリカは毎年こんな感じで大量殺人事件が起こっている。どうしたのか、これでいいのか、これでも武器を持つのは自分の権利なのか? 

photo credit: wallpaper_hitman_blood_money_08_1600 via photopin (license)
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