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今使っているテキストのあるユニットにOwing a computer is mandatory in this faculty. という表現が出てくる。このユニットでは、その表現以外にも、mandatory という語が何回も登場する。アメリカの大学でのオリエンテーションの場面であり、どの科目が必修か選択かについての学生の会話が含まれているので、mandatory という語が何回も登場するのは不思議ではない。

このユニットのCDによる吹き込みを聴いてみたら、mandatory の発音で気づいた点がある。発音記号は/mǽndətɔ̀ːri/のようになっている。この語はくだけて発音すると/mǽndətri/となっている。そしてもっとくだけると/d/の音までも消えて、/mǽnətri/のように聞こえる。

このテキストでは、初めにキーワードを提示してそれをゆっくりと発音している。キーワード提示のページの発音はアメリカ人の吹き込み者はきちんと/mǽndətɔ̀ːri/と発音している。しかし、続く会話の部分ではくだけた発音になっている。

会話の部分は男性と女性のやり取りである。くだける程度でも男性と女性では差があるようだ。男性はmandatory をかなり崩して/mǽnətri/と発音している。つまり「マネトリ」と聞こえるのだ。文脈がないとmonetary と聞いてしまうかもしれない。しかし女性の方はくだけた表現でも/d/の音は残して/mǽndətri/と発音している。つまり女性はより正式な発音をすることである。このことから女性の方が正式な発音をする傾向があると一般化できるかもしれない。

kabaldesch0 / Pixabay

日本人からすると、この語を認識するには、/d/の音があった方が分かりやすい。しかし、会話では/d/の音が聞こえにくくなることがあるので、 たとえ、/d/の音が聞こえなくても文脈から、mandatoryと言っているのだろうと推察する必要がある。

twenty なども正式な発音は/twénti/だが、会話では/twéni/のように/t/の音が脱落することが多い。学校教育でも/twéni/の発音をもっと教えた方がいいだろう。

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