語の分類

語を分類するときは、単純語と合成語に分けられる。単純語は(simple word) は put, make, teach のように、もはや内部を形態的に分割できない語である。合成語(complex word)とは単純語に他の語や接辞が結びつついてできた語である。

語の分類

合成語

合成語とは、単純語同士が結びついた複合語(compound word)と接辞が単純語に結びつく派生語(derivative word)の二つに分けられる。複合語とは、単純語が複合されてできた語である。派生語とは、単純語に派生接辞が付いてできた語である。

複合語

本来は別々の語であったものを結びつけて一つの新しい語を作るのである。overtake, counterattack のように、一つの語となっている。品詞ごとに見ていくと、名詞+名詞のパターンが一番多くて、形容詞+名詞のパターンが次に多い。

複合語の特徴としては、句と異なり語彙化しているという点である。つまり句として別々の語であるときは、例えば、black board であり黒い板であるが、複合としてblackboard となると必ずしも黒とは限らずに、白や緑色でもblackboard となる。

派生語

派生語は英語の語形成の中でももっとも生産性の高い方法である。単純語に接辞(affix)を付けるのである。接頭辞(prefix)を付加する場合と接尾辞(suffix) を付加する場合の2種類がある。

co-operate, re-examine, re-create のように、語頭に接辞が付くのは接頭辞である。また、fashionable,  national,  worker,  protection  のように語尾に接辞が付くのは接尾辞である。

言語の中には、派中辞という、語の中に接辞が付加するものがある。

その他

ほかに語形成の範疇に入るものとして、逆成、異分析、短縮、省略がある。