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same は通常は定冠詞 the がつく。ウィズダム英和辞典からいくつかの例文を下に示す。

(1) Sam has lived in the same town for thirty years.

(2) Cases like this cannot be treated in the same way as a robbery.

(3) She bought the same computer as mine.

「同じ」なので、限定するから定冠詞の the がつくと考えられる。つまり only, usual, identical と同じような使い方である。

似たような単語に similar がある。しかしこれには不定冠詞 a がつくのである。

(4) I have a similar experience. 

これは下のように、似た意味を表す文を表す場合でも、冠詞と不定冠詞が使い分けられている。

(5) The two Indians spoke the same language. (同じ言語を話す)

(6) The two Indians spoke a similar language. (同じような言語を話す)

厳密に言えば、similar はここで言及されている language 以外の language があることを示しているので、a を用いる。same は言及された language と同一と述べているのでthe を用いる。これが逆になることはない。*a same, *the similar となることはない。

same は形容詞である。形容詞は普通は、名詞の前につく限定用法とbe動詞の後にくる叙述用法がある。たとえば、 She has a red car.  Her car is red. のような使い方である。叙述用法の形容詞に the がつくことはない。*Her car is the red. とは不自然な文である。

same は形容詞としての使い方は限定用法がある。このときに定冠詞 the がつくのは当然である。そして、叙述用法のときも、the がつくのである

(7) That’s the same student that was looking for you yesterday.   

(8) His car and mine are the same.

(9) His car is the same as you.

上の二つの文(8)(9)では、same という形容詞に the  がついている。叙述用法の形容詞にも定冠詞がつくという点でユニークな形を取るのである。

photo credit: NisargPhotography Holi @ Shri Banke Bihari Temple, Vrindavan via photopin (license)
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