英語にチャレンジする

英作文へのアドバイス

2015-07-19

英作文はやみくもに書けばいいのではなくて、ある一定の流れに沿って、つまり、5つの段階に沿って書いていけばいいでしょう。

とにかく、主語を仮にでもいいから決めましょう。後ほど動詞と接続が悪いことが気づけば選び直せばいいのです。主語が決まらない限りは次のステップには行けません。

この動詞の型については、ホインビーなどの分類が有名です。学問の道を志す人以外はあんまり詳しく深入りする必要はありませんが、要は動詞にはパターンがあるのでそのパターンを覚えることが英作文上達の早道になるのです。

これらが決まれば文の骨組みは決まったことになります。家で言えば上棟式が終わったことになります。次は内装や外壁の選択です。

これで大体出来上がりました、あとは最後の点検になります。会話ならばこれで十分ですが、書き言葉では、細心の注意が必要とされます。話し言葉ならば大体の雰囲気が伝わればいいのですが、書き言葉は厳密な態度が必要とされます。口約束と契約書の違いを思い出してください。

以上で英作文は完成です。これらのプロセスを一瞬のうちに行うようになっていきます。慣れないうちはこれらの段階があるのだ意識して、段階を一つ一つ登って行くようなつもりで英作文を行いましょう。なお、有名な参考書として佐々木高政『英文構成法』(金子書房)という本をあげておきます。下にその広告を貼り付けておきます。