英語にチャレンジする

Baby を受ける代名詞は it であるか。

赤ん坊の性別

赤ん坊(baby)や幼児(child)では、性別が不明な時がある。あるいは特に性別が問題にならないときは、it で受ける。

A baby cries when it is hungry. 「赤ん坊は腹がへると泣く」

What a beautiful baby!  Is it a girl?   「可愛い赤ちゃんですね!女の子ですか?」

You are mistaken there; it is its father it resembles. 「そこは間違いです。赤ちゃんが似ているのは父親のほうですわ」

しかし、親が我が子をさしてitと言ったり、親御さんの前で、その子を it と言うことはない。

動物の性別

動物もItで受ける。

The cat caught a hen and killed it.

しかし、ペットや家畜などに愛着がわくと性別を付ける。

Go and find Fudo and put him out. 「ファイドーを探して、外へだしてやってくれ」

ただし、性別が分かっていても愛着のない動物にはit を用いることがある。

Maybe it’s a fierce dog. 「たぶん、そいつはどう猛な犬だ」

child を受ける代名詞はWordReference (http://forum.wordreference.com/threads/a-child-its-his-their.1936297/)というサイトで、childという語を受けるのはits かそれともhe, she であるかの疑問が提示されている。以下の文は許されるのか、どうかという質問があった。A child’s values come from its parents and, to a lesser extent, from its schooling. (子供の価値は親から、そして、度合いはやや減るのだが、学校教育から生まれる)それに対していろいろな意見が出てきた。its の代わりに his/her を使ったらいいのでは、...
「子供」child を受けるのは its なのか。 - 英語にチャレンジする

(安藤貞雄『現代英文法講義』開拓社pp.393-4)