英語にチャレンジする

学部、学科をどう翻訳するか。

2016-07-24

「学部」、「学科」をどう翻訳するか迷っている。ここで、東大、京大、阪大の英語のホームページを見ながら考えてみたい。とりあえず、文学部に的を絞ってみる。

東京大学は文学部は Faculty of Letters としている。そこに4つの学科があり、その中にいくつもの専修課程に分かれている。たとえば文学部・言語文化学科・言語学専修課程という風に分かれている。それの英語版はFaculty of Letters/ Language and Culture Division/ Linguistics Department である。Faculty/ Division/ Department という区分けがある。

京都大学は文学部は Faculty of Letters としている。そして学科は Division を用いている。哲学科は Division of Philosophy, Division of History である。歴史学科はその下に専修があって、その表現は Department である。たとえば、東洋史学専修は Oriental History である。しかし、ホームページで見た限りでは、the Department of Oriental History という表現はしないで、単に Oriental History である。

英語版を読んだ印象では、東大は学科は単に大きな括りとして、各専修課程に活動の中心があるが、京大では学科が活動の中心となっていて、その中の専修は単なる便宜的な所属だという印象を受ける。

大阪大学では、文学部はFaculty of Letters としている。しかしその細分類である学科の紹介が異なっている。Division/ Department という表現を用いないで、B.A. Program として、その紹介に、Ethics, Japanese History, Japanese Studies という風に並んでいる。対応する日本語版で見ると、それらは「学部専修」という表現である。


まとめると、学部・学科・専修と大分類・中分類、小分類と分けられるのだが、東大と阪大は小分類である専修に中心を置いているが、京大は学科に活動の中心を置いてあるように思える。それぞれ対応する英語表現 Faculty/ Division/ Department をもちいている。

阪大はDivision/ Department という表現はしないで、両方を含めて B.A. Program という表現をしている。各専修の区別が流動的であり、時代に即してプログラムはいかようにも変容していくという印象を与える。その点では、英語版を読んだ外国人留学生には、阪大式が一番モダーンだという印象を与えるのではないか。