スーパーマーケットで、面白い広告を見つけた。ひとつは、箒の広告だ。この箒はいろいろな用途があり、とても便利だという意味だ。肝心の箒はこの黄色の箱の中にあって見せることができないが、多機能の箒である。とても、便利→ベンリー→Benlyとなっている。シャレになっているのだ。日本人には、/r/と/l/の音は、同じに聞こえるので、ベリーベンリーは脚韻を踏んだ面白いしやれになるのだ。

 

Very Benly

次の広告は、ストロベリーをberry をvery happy にかけているのだ。この場合は、日本人が/b/と/v/の区別ができないことから生じるシャレである。

berry happy

英語の文では、シャレにならないことがある。つまり、脚韻や頭韻を踏んだことにならない文も、日本人にとっては、韻を踏んであるように聞こるのである。たとえば、/b/と/v/の音も同じである。「セブン、イレブン、いい気分」は、Seven, Eleven, Ii-kibun であるが、日本人には十分に韻を踏んであるように聞こえるのである。

これからの広告は、日本人が区別できない英語の音を韻に使うことが増えるだろう。